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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第2章 次の約束
「え?なに?」

「えと…初対面の人にこんなこと聞くのは…てか初対面だから聞けるのかな。えと…男の人のアレの事なんですが…」

梨果が目を泳がせて言うそのアレというのはペニスを意味してるのは汲み取れた。

「その…あれが大っきくなるきっかけって何なんですか?」

どう答えていいのか困った。しかも相手は中学生だ。

「それは…エッチな事を考えたり。見たりしたらとか…」

「やっぱそうですよね…だから気になっちゃうんです。以前から電車内で前に立った男の人のズボンの前を見ちゃったりするんです。梨果って変な子なんです。」

「そうなんだ。」

「例えば電車でスポーツ新聞のえっちなとこ読んでる人のを見れば大きくなるかな?と観察してみても変化無いんですよ。」

「うーんそれはそうかも。うまく説明できないけど好みもあるし場所とか状況とかひっくるめて興奮するからね。」

「だとすると今日モデルをしてみんな凄かったんです。あの場所は美術を学ぶとこですよね?でもね、みんな凄かった。。自転車屋さんも田村のおじちゃんもみんな…お父さんなんて小さい頃は全然そんな感じはなかったのに。」

やはり梨果も気付いていた。講師があからさまに勃起していた事実。身内故に唯一の味方だと思っていたと察すると裏切られた気分だろう。あの時号泣したのはそのせいだ。


梨果はスッと立ち上がりこちらに向き直った。

「今日の絵の続き、描きたいですか?」

「え?まぁそうだけどもう今回だけだから……」

「特別にモデルやってあげる。個人的に。ただお願いがあるの。おじさんに実験台になって欲しいんだ。」

「なんだって?!」

梨果の不思議な進言に驚いた。

「…いい条件だと思うケド…だめかな?」
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