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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第24章 美幸と美月
「いやー…!」

「うわーこいつやっぱり毛がねえよ…。」

「ゴクッ…まじでマンスジ一本だな…。」

「触って見ようぜ…。」

私はベンチに立たされた美月に走り寄り抱きしめて守った。

「おい!ジジイ!ざけんな!いいところを!!」

その背中を容赦なく3人に蹴られる。激痛が走るが体を丸めて小さな美月を包んで守る。

「お巡りさーん!こっちです!!」

友也の声が聞こえた。

「やべぇ!警察だと!?逃げろ!」

3人の男たちは逃げて行った。

「父さん!!」

「おじちゃん!おじちゃん!!えーんえーん…。ごめんなさい…ごめんなさい…。」


救急車で運ばれた。



「大丈夫かい?まったく近頃トラブル続きだな、らしくない。」

翌朝妻が見舞いに来てくれた。

「申し訳ない。」

「ごめん、母さん。俺も悪かったんだ。彼女に夢中で美月さんに気を使わせてしまった。」

「ほほー、友也に彼女か。今度紹介しておくれ。」

「う…うん。」

「犯人は捜索中だ。私の夫がキズモノにされたんだから容赦はしない。しかもあんな近所だ。今後梨果くんに被害が及ぶかもわからんからな。」

「はは…恐ろしい奥さんだ。」

「幸い打撲程度で骨折はしていないらしい。またギブス生活にならなくて良かったな。」

「なんだそうか、よいしょ…うっ!あいたたた!」

「おじさん!骨折してないからって無理しないでよ。」

梨果の美しい姿に癒される。

「梨果くん、友也。私は仕事に戻るからあとはよろしく。」

「わかりました。」

妻は警察官数名を引き連れ病室を後にした。

「美月さんは?」

「階下の病室にいるよ。怪我はないけど一応入院だって。さっき母さんと一緒にいた警察官に聴取されてたみたい。今頃両親がいらしていると思う。」

コンコンコン

病室がノックされた。早速美月の両親がやってきた。仕立てのよいスーツを着た夫婦だった。

「この度は娘をお守りいただき、更にお怪我をされたとのことでなんとお詫びしてよいやら…。」

そう言い父親が菓子折りを渡してきた。

「いやいや、私どもが目を離したのも悪く…。」
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