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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第24章 美幸と美月
「あのー梨果さんのご両親はいかがされているのですか?聞いたところによるとあなたは叔父様で今はそちらのお宅に梨果さんが住まわれてるとお聞きしてます。なんともいやらしい事件がきっかけとかで正直あまりウチの娘を近寄らせたくはなかったのですが案の定こんなことに…。」
「これ、母さんやめなさい。」
「美月のためです!」
「…妻が失礼いたしました。」
バタン!
梨果が走って出て行った。
「梨果!…友也、頼む。」
「わかった!」
友也は梨果を追って行った。
「梨果の前で仰らなくても…。」
「…失礼します。」
美月の両親は出て行った。
美月は即日退院したようだった。
私も検査結果が良好でその翌朝に退院できた。
その後はいつもの整形外科医に通院という事になった。
「あいたたた…。」
また家事に苦労する日々の始まりだ。
ピンポーン♪
玄関の呼び鈴が鳴った。
ガラガラガラ
扉を開けると誰もいなかった。
閉めよう。
ぎゅっ!
「うわっ!」
何かが下半身にしがみついてきた!
下を見る。
…美月がしがみついていた。自身がスッポリ入りそうなスーツケースを持っていた。
「美月さん?どした?」
「家出してきた。」
「これ、母さんやめなさい。」
「美月のためです!」
「…妻が失礼いたしました。」
バタン!
梨果が走って出て行った。
「梨果!…友也、頼む。」
「わかった!」
友也は梨果を追って行った。
「梨果の前で仰らなくても…。」
「…失礼します。」
美月の両親は出て行った。
美月は即日退院したようだった。
私も検査結果が良好でその翌朝に退院できた。
その後はいつもの整形外科医に通院という事になった。
「あいたたた…。」
また家事に苦労する日々の始まりだ。
ピンポーン♪
玄関の呼び鈴が鳴った。
ガラガラガラ
扉を開けると誰もいなかった。
閉めよう。
ぎゅっ!
「うわっ!」
何かが下半身にしがみついてきた!
下を見る。
…美月がしがみついていた。自身がスッポリ入りそうなスーツケースを持っていた。
「美月さん?どした?」
「家出してきた。」