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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第27章 性交の覚悟
「いやいや、あんたの方がジジイでしょ…。」

富山氏の薬局を後にした。


夕飯の支度をしていると梨果が帰宅した。

「おじさん、手伝うね。」

「おかえり梨果、そうそう毎月のお小遣い足りてる?」

「え?どうしたの突然。大丈夫だよ。むしろすみません。」

「いや。足りない時は言うんだよ。」

「うん。わかった。でも貯金もあるし例の広告代理店からいただいたお金もあるから大丈夫だと思う。」

台所に共に立つ梨果の姿をしみじみ眺める。富山氏の言っていた“超絶美少女”という形容に相応しい美しさだった。

「なぁに?」

「おいで。」

梨果を抱き寄せて口づけをした。黒髪を撫でる。

「梨果、日曜日の塾の面談の前に美容院に行っておいで。」

財布から梨果に美容院代を渡した。

「あ、ありがとう。」

髪がだいぶ伸びていた。初めて出会った時は顎のラインのおかっぱ頭だったが、現在は肩に余裕で掛かる長さになっていた。

「おじさん、どんな髪型が好き?」

「梨果の好きにするといいよ。きっと何でも似合うよ。」

「そっか…。」


コンドームを買った件は特に梨果には言わず寝室の引き出しにしまっておいた。しかし結局今週は踏ん切りがつかず使わずに終わってしまった。

だがオーラルセックスは毎日のようにしており、私が寝室に入ると梨果が必ずやってきた。その度にいつ挿入するのだろうという梨果の思惑が日々増しているようだった。



日曜日がやってきて学習塾へ面談に望む日となった。

昨日梨果は美容院へ行って髪を切ってきた。切ったといっても毛先を揃える程度で印象としてはあまり変わらなかったが、またひとつ垢抜けたように感じた。

都内の学習塾本部に赴くと会議室のようなところへ通された。

「あ、美幸ちゃん。」

すでに真田父娘は到着していた。美幸と目が合ったので微笑みを返した。

13時を5分ほど過ぎ、スーツを着た男性が2名入室してきた。

「本日はご多用の中お越しいただきありがとうございます。」

その2人は塾の広報部長と広告代理店の担当者とのことだ。

説明を要約すると学習塾のテレビCMとインターネット広告を製作したいとの旨だった。
今回に関してはポスターとは違い、セリフもあり演技力を必要とされるものとの事であった。

これには美幸が自信をもって名乗り出た。
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