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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第34章 一泊温泉旅行①
梨果は苦笑しながらも女王の余裕を見せていた。

「昨日美月さんのお母様から電話があったよ。よろしくって。」

昨日の夕方に家の電話にかかってきたことを美月に伝えた。

「もう、お母さんてば。わたし子供みたいじゃん。」

(確かにパッと見は小学生だからなあ…。)


特急の終着駅で降りる。
観光地であり見所はたくさんある。
神社を参拝して湖で遊覧船に乗り、昼食を摂ったあと湯煙が噴き出す谷の上空を渡るロープウェイに乗った。

「楽しかったー。」

「夏に来たことあったけど寒い季節だと湯煙に迫力が増すね。」

「でも臭いがすごいよね。」

「次どこいくの?」

黒たまごを食べながら梨果が私に聞いてきた。

「美月歩き疲れたー。」

「ふふ、少し早いけど旅館にチェックインしようか。」

ロープウェイを下り、バスで旅館を目指す。今夜の宿は子供たちを喜ばせるのは当然ながら、自分の慰労も兼ねて梨果たち美少女を堪能するために厳選した。



「ようこそいらっしゃいました。お部屋へご案内します。」

チェックインをし、仲居さんが部屋を案内してくれる。

「こちらとお隣のお部屋の二部屋となります。間取りは同じとなっております。」

「うわー!広い!」

子供たちがはしゃぐ。

「しかも客室露天風呂付きだよ。」

「一階の大浴場はもちろん、こちらの浴室も当館のお湯は全て天然温泉でございます。」

「みてみて!お風呂から富士山が見えるよ!」

「すごいよ父さん…。」

「こっちの部屋を私と友也で、隣を女性陣の部屋にしよう。」

「わかった。じゃあ私たちは隣にいくね。」

少女3人は荷物を持って隣の部屋へ行った。

「お食事はご一緒でよろしいですか?」

「ええ、こちらの部屋に5人分お願いします。」

「かしこまりました。18時にご用意に伺います。それではごゆっくりおくつろぎください。」

「ありがとうございます。お世話になります。」

仲居さんは出て行った。


「友也すまんな、奏音さんと二人部屋って訳にはいかないからさ…。」

「いいよ!あたりまえだよ。」

「ははは。とりあえず夕飯まで時間あるから大浴場の方へ行ってみようよ。」

「いいね。」

友也と2人で浴衣に着替えて大浴場に向かった。
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