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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第42章 新生クロッキー会①
「梨果ちゃん、こっちこっち。この中で着替えて。」

奥の準備室の扉から真田氏がイーゼルを持って出てきた。

「ふぅ、これで30台全部っと。もうこの部屋には入らないから大丈夫だよ。」

「わかった。で、セーラー服に着替えればいいんだよね?」

「とりあえずそれで。友也は梨果をサポートして。」

「え?俺が?!いいの?」

「ああ、頼む。」

梨果にも目を合わせて頷く。

「友也くん一緒に来て。」

「わ、わかった。」

梨果は友也と準備室へ入った。


「受講者が少しずつ集まってきたよ。そろそろ受付を始めよう。」

真田氏と富山氏が受付をして私が会場内を案内した。30分ほどで受付を終了した。

来場者をよくよく見ると年齢層が若い。地元の絵画教室は私が一番若いくらいだったが、今日は20代と思われる人々が多かった。男女比は9:1 これは予想通りで女性はたった3人だ。


「それではお時間となりました。先生、それでは始めましょう。」

打合せもなく司会?を務めだす富山氏。

「わかりました。」

講師は立ち上がり自己紹介から始める。

「本日はお越しいただきありがとうございます。私が当会で講師をさせていただきます。専攻は油画で主に人物画を描いてきました。今回は短時間でのクロッキーを数パターン行うとの事です。宜しくお願いします。」

パチパチパチパチ

拍手が起きた。

友也が準備室から出てきて○印を出す。梨果の準備が整ったようだ。

富山氏がうやうやしく、かつ大袈裟に紹介する。

「お待たせいたしました!ではモデルの準備が出来たようなので紹介いたします。某学習塾のCMでお馴染みのRIKAさんですっ!」

それをキッカケに友也がドアを開けて梨果を招き入れる。白い長袖セーラー服に着替えた梨果が恐る恐る顔を出した。

「…あの、いや、ちょっと何なのこの茶番。こんなモデルの登場の仕方ってある!?出づらいったらないよー。」

わははははは!

梨果の言葉に場内で笑いが起きた。
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