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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第60章 友也の誕生会
友也の誕生日当日、梨果は美月と共に事務所の車に送られて帰宅した。

「お帰り梨果。美月さんもいらっしゃい。」

「ただいまー。」

「おじちゃん、お邪魔します。」


「よし、一息ついたら買い物に行こうか。」

梨果と美月を引き連れて買い物に出かける。友也の誕生日パーティーの食材などを仕入れるためだ。

「まず富山ドラッグに寄ってもいい?」

梨果がそう言うのでまず富山ドラッグへ向かう。

「薬屋で何か買うの?」

「うん、頼んでた物があって。薬とは全く関係ない物だけどね。」

「はぁ。」

いやな予感しかしない。

「こんにちはー富山さんいる?」

梨果を先頭に店内に入る。

「お!いらっしゃ~い。」

いつもの調子で調剤室から出てくる白衣の富山氏。

「おや?美月ちゃんもいたのかい?相変わらずちっちゃくて可愛いねぇ、ムフフ。パンツは買えた?」

(このセクハラじじい余計な事を……。)

「こんにちは…。」

「声ちっさ!」

美月は警戒心丸出しだった。

「あれ?富山さん美月のこと知ってるの?パンツって??」

「ゲホン!ゲホン!それで梨果、ここへは何を?」

余計な話でややこしくなるのを防ぐ。

「そうそう、富山さんあれ届いた?」

あれって何だ?

「おう、届いてるよ。えーっと、ほらこれね、約束通り二組入ってるから。」

富山氏は梨果に紙袋を渡した。

「なんなのそれ?」

「極小マイクロビキニだよ。前のクロッキー会で梨果ちゃんが着けたのと同じ物だ。」

「は?なんでまた。」

「美月と奏音の分だよ。」

「え?」

「なに?!これ美月ちゃんが着けるの?!俺も見たい!」

カウンターから身を乗り出す富山氏、美月が脅えて私の後ろに隠れてしまった。

「で、富山さん、これいくらだった?」

「いやいいよ。梨果ちゃんから金は貰えないよ。」

「ええ?頼んだのにそんなの悪いよ……。」

「いいっていいって、また…例の、アレよろしく頼むよ。」

(どうせまた生オカズになってほしいとかの話だろう。)

「わ、わかった。じゃあ時間ないから……。」

梨果は周りを見回すと富山氏に向かってそっと制服のスカートを捲って下着を見せた。

「うほぉお!!」
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