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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第6章 日帰り温泉旅行③
日帰りとは思えないほど濃密だった梨果との旅も帰路の列車の時間になった。

梨果は今日、学校の部活に行っているということになっているので、あまり時間に余裕はなかった。

駅で“だるま弁当”を買って車内のボックスシートで戴いた。
疲れたのか、食べ終わると彼女は早々に眠りについてしまった。
肩にもたれる頭を撫でた。

この子の魅力的な裸体と羞恥に堪える姿。男性器を見せられている姿など数々の表情を見ることができ、概ね旅は成功といったところだが、締めを飾ったのが爺さんのオナニーショーになってしまったのは悔やまれるところだ。
梨果の印象にも強く残って持ち帰ることだろう。

私自身も今日あらゆる刺激に堪えた割に性的処理をしていないので、梨果の黒髪の香りだけで簡単に欲情してしまっていた。

長い睫毛と天然のチークで彩られた寝顔を見つめたり、ワンピースの胸元を開いてブラジャーを浮かせ乳房をこっそり覗き見たりして帰宅してからの“オカズ“を目に焼き付けた。

私と梨果の家の最寄り駅は同じだが、往路と同様、人目を避けるため最後の乗り換え駅からは別々に帰る約束をしていた。

一つ手前の駅に着いたところで梨果を起こした。

「梨果さん。間もなく着くよ。」

「あ、ごめんなさい。また寝ちゃった。」

「いろいろあったもんね。疲れたでしょ。」

「うん。ちょっとね。」

駅を降り乗り換えのホームへ。ここで二人の旅は終わりだ。

「一本あとに乗るから。梨果さんは先帰って。」

「うん…今日はありがとう。全部払わせてしまってすみません。」

「いえいえ。」

「…またね。」

「気をつけてね。」

梨果は列車に乗りベルが鳴りドアが閉まる。発車すると窓越しに小さく手を振って行ってしまった。
黄昏時を過ぎていた。

次に到着した列車の座席に座ると私も眠ってしまった。

降車駅に着き家路を急ぐ、息子が部活から帰るか帰らないかの微妙な時間帯だった。
できれば家族がいないうちに脳裏に焼き付けた梨果で自慰をして溜まりに溜まった欲望を射精しておきたかった。正直限界だった。

自宅前の路地を曲がると門の前に見覚えのある自転車があり、近づくと玄関の石段にワンピース姿の梨果が座っていた。
泣いている様子だった。

「梨果さん。どうしたの?」
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