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臨時ヌードモデル ~梨果14歳の一年~
第2章 次の約束
ロビーの自販機で飲み物を買い教室に戻る途中、廊下の奥の給湯室から鼻をすするような音が聞こえたので行ってみると梨果がそこにおり、しくしくと泣いていた。

「……梨果さん、だっけ?大丈夫?おや、だめだよそんな格好で廊下にでちゃ」

バスローブに赤いズックのスニーカーという不思議な格好の梨果に声をかける。

「すみません…あ、さっきの人…ありがとうございます。とても助かりました。モデル失格ですね。」

律儀に頭を下げた瞬間、雑に着られたバスローブの襟元から乳房の膨らみがちらりと覗き、治まりかけてたペニスがみるみると勃起した。

「あ、あぁ…もっと早く止めればよかったんだけどなかなか言いだせる雰囲気じゃなくてね…」

梨果は私の足元のほうを一瞥するとローブの乱れに気付いたのか襟元を直した。そして髪を耳にかけながら

「あ、いえ、シーンとしてましたし仕方がないですよ。でもだいぶ気が楽になりました。ありがたかったです。あたし洋子さんみたいにキレイじゃないし、ご、ご覧の通り…胸だってちっちゃいし…スタイルよくないから申し訳なくってその分勇気出したつもりだったんだケド結局皆さんに迷惑かけちゃって…ゴメンなさい。。」

「あ、いや、プロじゃないし初めてだよね。仕方ないよ。しかもあんな素晴らし…いや、でもなんというか。あの…とても綺麗だった。今まで感じたことないほど。」

そう言うと髪に手をやりながら俯いていた梨果は顔を上げた。女子中学生と話をするのは初めてだった。近くで見ると化粧っけの無い顔は派手さはないが幼いながらにかなり整っているなと思った。そして潤んで綺麗な瞳を真っ直ぐにこちらに向けた。しかしこちらは目を合わせられず、しかも取り乱し意図せず本音が滑り出てしまう。そんな言葉に梨果は顔を真っ赤に染め

「え!えっ?!そんなことないですよ!てか男の人に自分の身体の感想を言われるのってありえないしメチャクチャ恥ずかしいです。だいたいよそ様に裸見られた時点で初めてなのに…なのにあんな大勢だってわかんなかったしお世話になってる人もいて私のあんな姿を…こんな状況になるなんて…ってあたし何言ってんだろ!あー!」
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