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ーFeardー
第2章 愛しているから
―――同じベッドの隣で、私の腰に腕をからませて
穏やかな顔で眠るシュウちゃん。
私はシュウちゃんが起きないようにそっとほほに手を滑らせる。
小さいころから大好きだったシュウちゃん。
私を置いて留学に行くなんて言い出すんだもの。
ふふ。ビックリしちゃったじゃない。
ダメよ。
離さない。
私から離れたらどんな女がシュウちゃんに手を出すか分かったもんじゃない。
だから、偶然を装ってシュウちゃんの大事な指を折っちゃったのよ。
病院で結果を聞くときひやひやしちゃった。
元通りになるって言われたら、またやらなきゃいけないからめんどくさいな・・・って。
大好き。シュウちゃん。
一生私のそばにいて。
シュウちゃんの才能も
シュウちゃんの指も
いらない―――
愛してるわ。
シュウちゃん♪
END*****
穏やかな顔で眠るシュウちゃん。
私はシュウちゃんが起きないようにそっとほほに手を滑らせる。
小さいころから大好きだったシュウちゃん。
私を置いて留学に行くなんて言い出すんだもの。
ふふ。ビックリしちゃったじゃない。
ダメよ。
離さない。
私から離れたらどんな女がシュウちゃんに手を出すか分かったもんじゃない。
だから、偶然を装ってシュウちゃんの大事な指を折っちゃったのよ。
病院で結果を聞くときひやひやしちゃった。
元通りになるって言われたら、またやらなきゃいけないからめんどくさいな・・・って。
大好き。シュウちゃん。
一生私のそばにいて。
シュウちゃんの才能も
シュウちゃんの指も
いらない―――
愛してるわ。
シュウちゃん♪
END*****