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ーFeardー
第3章 ユートピア
「もちろんゴミの日にカラスがゴミ袋を荒らす心配もないですし
島に入る際に最新鋭のチェック方法で細菌レベルの病気の侵入も防ぐことが可能です」
「・・・・」
「風邪やインフルエンザのウィルスの侵入も防いでおります」
「・・・・」

「あ!あの!」
「はい?」

さっきは爽やかに見えた役人の笑顔が怖い。

「1日に2本のフェリーですけど!台風の日なんかは本土に行かれないんですか?」

「ご安心ください。この島は突然出来た訳ではございません」
「え?」
「何十年も前から選ばれた人間だけを移住させる計画を国が興したのに伴い、
人工的に作った島なんです」
「人工的?」

「そうです。この島は島全体が核シェルターになっております」
「うそ・・・」

「第三次世界大戦に向けて、優秀な遺伝子だけを残す計画で
建設されたのがこのユートピアなんです」
「・・・・」
「そのために島自体の自給率は下がることはありません。
食料がなければ籠城できませんから」
「・・・・」

「表向きはフェリーのみの交通手段ですが
国会議事堂の横に通じる海底道路で皆様通勤なさっております」
「嘘でしょう?」
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