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エロ本を拾った女子高生
第1章 遭遇

「すごい…。」
ページをめくるたび、小陽は息を飲んだ。
最初は女性のヌードだけであったがページが進むに連れ内容は過激なものとなっていった。
(凄い、男の人のを、口で…。)
(えっ、こんな縛られてるのに、苦しくないの?)
(これが、セックス、なんだ…。この人、凄く気持ち良さそうな顔してる…。)
小陽にとって、写っている写真すべてが未知のものばかりであった。
普段なら帰宅してから夕食までの間は音楽を聴くか予習に取り掛かる小陽だったが、この日はページをめくる事をやめられなくなっていた。
あまりに夢中になってしまい、母親から夕食と告げられるまで時間を忘れてしまうほどだった。
「そんなに慌てて食べなくても。」
「今日はちょっと忙しいんだ。」
「宿題?」
「うん。」
「あまり無理しないでね。部活だって大変なんだから。」
「大丈夫だよ。ごちそうさま。じゃあ、勉強するから。お風呂はあとで良いからお母さんが先に入っていいよ。」
そう母親に告げて部屋に戻った小陽だったが、机に向かうと本当に教科書を開いた。
それから約1時間半、小陽はかつてないほど集中して予習を終わらせた。
頑張った理由はもちろん、手に入れたエロ本をじっくりと読むためだった。
(本当に凄い…。)
拾ったときは後悔もあったが、いざ読み始めてしまうともう夢中だった。
今までは勉強のあとはお風呂に入り、寝るまでの時間はスマホを見るのがルーティーンとなっていた小陽だったが、その日からはエロ本を読むということが組み込まれた。
当然、捨てるはずだった考えも、どこかへ吹き飛んでしまっていた。
ただ、小陽は知らなかった。
偶然と思っていたことが、実は必然だったということを。
そして人生の歯車が少しずつ狂い始めていたことにも。
幼い少女だった小陽は、この出来事をきっかけに大きく変貌していく。
ページをめくるたび、小陽は息を飲んだ。
最初は女性のヌードだけであったがページが進むに連れ内容は過激なものとなっていった。
(凄い、男の人のを、口で…。)
(えっ、こんな縛られてるのに、苦しくないの?)
(これが、セックス、なんだ…。この人、凄く気持ち良さそうな顔してる…。)
小陽にとって、写っている写真すべてが未知のものばかりであった。
普段なら帰宅してから夕食までの間は音楽を聴くか予習に取り掛かる小陽だったが、この日はページをめくる事をやめられなくなっていた。
あまりに夢中になってしまい、母親から夕食と告げられるまで時間を忘れてしまうほどだった。
「そんなに慌てて食べなくても。」
「今日はちょっと忙しいんだ。」
「宿題?」
「うん。」
「あまり無理しないでね。部活だって大変なんだから。」
「大丈夫だよ。ごちそうさま。じゃあ、勉強するから。お風呂はあとで良いからお母さんが先に入っていいよ。」
そう母親に告げて部屋に戻った小陽だったが、机に向かうと本当に教科書を開いた。
それから約1時間半、小陽はかつてないほど集中して予習を終わらせた。
頑張った理由はもちろん、手に入れたエロ本をじっくりと読むためだった。
(本当に凄い…。)
拾ったときは後悔もあったが、いざ読み始めてしまうともう夢中だった。
今までは勉強のあとはお風呂に入り、寝るまでの時間はスマホを見るのがルーティーンとなっていた小陽だったが、その日からはエロ本を読むということが組み込まれた。
当然、捨てるはずだった考えも、どこかへ吹き飛んでしまっていた。
ただ、小陽は知らなかった。
偶然と思っていたことが、実は必然だったということを。
そして人生の歯車が少しずつ狂い始めていたことにも。
幼い少女だった小陽は、この出来事をきっかけに大きく変貌していく。

