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100のベッドシーン
第11章 君が欲しい
「ほら、イキたいだけイケよ。」
「ああー!」
私は風を抱きしめた。
「ねえ、風。どうしてこんなに私の事、抱いてくれるの?」
「別に。他にセックスできる女なんていないし。」
その時、遠くを見ている風の目に、女の人が映っているのを感じた。
「……好きな人、いるの?」
頷かなかったけれど、いる事は確かだ。
「なんだ。じゃあ、こういう関係も、今日で終わりね。」
「若奈?」
「さっさとその女相手しなさいよ。」
私は教室を出ると、泣き崩れた。
身体は繋がっているのに、心は繋がっていなかった。
その時、風が後ろから抱きしめてくれた。
「若奈。ごめん。」
「謝らないで。」
君に捧げた時間は、私の誇りだよ。
「ああー!」
私は風を抱きしめた。
「ねえ、風。どうしてこんなに私の事、抱いてくれるの?」
「別に。他にセックスできる女なんていないし。」
その時、遠くを見ている風の目に、女の人が映っているのを感じた。
「……好きな人、いるの?」
頷かなかったけれど、いる事は確かだ。
「なんだ。じゃあ、こういう関係も、今日で終わりね。」
「若奈?」
「さっさとその女相手しなさいよ。」
私は教室を出ると、泣き崩れた。
身体は繋がっているのに、心は繋がっていなかった。
その時、風が後ろから抱きしめてくれた。
「若奈。ごめん。」
「謝らないで。」
君に捧げた時間は、私の誇りだよ。