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100のベッドシーン
第12章 マネージャーの特権
「何、これ。」

大喜は呆気に取られている。

ホテルの一室を借りて、大喜の好みそうな女の子を呼び出した。

大喜は明るい子が好み。

女の子達は期待通りに、明るいキャラを演じてくれている。

「大喜、彼女いないでしょ。たまには女遊びしないと。」

私は大喜の背中を押した。


「初めまして。」

最初はセミロングの子が、話しかける。

「私、大喜君のファンなんです。宜しくお願いします。」

「私もです。」

「私も。」

女の子達、次々と手を挙げてくれている。


その中で、一人だけ手を挙げていない女の子がいる。

背が高めの、お姉さん系キャラの子だ。

あの子、あれほどファンの振りをしろって言ったのに。
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