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100のベッドシーン
第3章 他の女を抱くくせに
御上から名前を呼ばれるなんて、初めての気がする。

「いっそ朕を嫌いになれれば、気が楽になると申すのか。」

「あの……」

「それでは、朕に心奪われていると申しているのと、一緒ではないか。」

そして私は見てしまった。

御上の瞳に映る、私の姿を。

「御上……」

「映子に閨を断られる度に、朕は傷ついた。もう、あのような恋焦がれる夜は来ないのかと。」

胸が締め付けられた。

「もう遠慮はせぬ。朕達は、恋に恋をするような子供ではない。」

ゆっくりと御上に押し倒されて、袴の紐をほどかれた。

「このような場所で……」

「構わぬ。惚れた女の部屋で抱く事の、どこが悪いのか。」

あっという間に服を脱がされ、御上の舌が私の肌を這う。
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