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100のベッドシーン
第5章 あなただけの歌姫
悔しかった。
歌を歌っているだけなんて!
「エリカ!」
皇太子殿下に、ベッドに押し倒された。
「嫌です!」
思い余って、皇太子殿下を突き飛ばしてしまった。
「おまえ~!」
「お許しください!」
私はそう叫ぶと、自分の部屋を出た。
廊下を付き走ると、いつの間にかこう皇太子殿下の部屋の前に来ていた。
遠い扉。
私の為には、開かない重い扉。
「皇帝殿下……」
扉の前で、膝を着き泣いてしまった。
その時、扉が開いた。
「エリカ?」
「ああ、皇帝殿下……」
夢だと思った。
恋焦がれた皇帝殿下が、私の目の前にいる。
「どうした?」
まさか皇太子殿下に襲われたなんて、言えない。
歌を歌っているだけなんて!
「エリカ!」
皇太子殿下に、ベッドに押し倒された。
「嫌です!」
思い余って、皇太子殿下を突き飛ばしてしまった。
「おまえ~!」
「お許しください!」
私はそう叫ぶと、自分の部屋を出た。
廊下を付き走ると、いつの間にかこう皇太子殿下の部屋の前に来ていた。
遠い扉。
私の為には、開かない重い扉。
「皇帝殿下……」
扉の前で、膝を着き泣いてしまった。
その時、扉が開いた。
「エリカ?」
「ああ、皇帝殿下……」
夢だと思った。
恋焦がれた皇帝殿下が、私の目の前にいる。
「どうした?」
まさか皇太子殿下に襲われたなんて、言えない。