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100のベッドシーン
第9章 姉ちゃん
「いや、とても40には見えないよ。」

「歳は言わなくていい。」

軽く風の頭を叩く。

「へへ。」

可愛い笑顔に癒されながら、私はプールに入った。


その時だった。

「ねえ、お姉さん。僕たちと遊ばん?」

振り向くと、サングラスをした二人組の男子達がいた。

「いえ。」

「そう言わずにさ。」

一人が私の腕を掴んだ。

「ちょっと!」


その瞬間、私は他の人に後ろから抱きしめられた。

やられた!

「奈々、この人達誰?」

その声に驚いた。

「何だよ、連れがいるのかよ。」

男の二人組は、そう言ってどこかへ行ってしまった。


「ありがとう、風。」

「ううん。」

風は、私から離れた。

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