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そんな男性方
第20章 お前がいる
「僕ね、死ぬなら絞殺がいい」
「……パフェ食いながらの話題かそれ」
「首絞められるのって、支配されてるってこと」
「趣味悪ぃな。騎乗位で首絞めってか」
「ワイヤー回されて背中合わせでもいい」
「……あのな、ラテの味がしなくなる」
「ごめんごめん」
「絞殺って苦しいんだからな。眼球飛び出るって言うし」
「そういうんじゃなくて……なんか、首回りを包まれて死ぬってよくない?」
「……時々お前がわかんねえよ」
「わかんないかあ」
「でも、まあ……俺以外にその殺され方したらムカつくけど」
「なんで」
「なんか」
「なんか?」
「なんか、だよ」