この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
第3章 影のないひと
影。
美しい影を悪いやつは昨日踏みつけ飲み込んだままだ。美しい人の、奪い去られた影、震える影を。

悪いやつはフラフラと
影のない美しい人のそばに寄っていき、
影のようにヒタリと添った。

影のない人は影のない身体を、
日に透ける肉体をブルブルブルブルと震わせながら

「ハヤクコロセ」

と呟いた。

影のない人は、人ではない。
悪いやつを襲う遅すぎる後悔。

/40ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ