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秘め事は月の輝く夜に、あなたと~後宮華談~
第2章 禁断の恋
 そのことに改めて思い当たったのか、王は夏の陽差しにかすかに眼を細めた。
「済まぬ。心ないことを申した」
「いいえ、殿下。ただ、愛とは違うかもしれませぬが、好きという感情ならば、それに近い経験はしたことがございます」
 これは、むろん誰にも話したことはない。本当なら、王の耳に入れるべき話ではないのだが、今は、王が本音で語ることを望んでいるらしいと知り、明香もまた思い切って話すつもりになったのである。
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