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濡華 ~妹、涼華の過去~
第2章 ロストバージン

「きゃっ…先生っ…ちょっと待って……」

「ここまで来て何いってるんだ…誘ったのはお前の方だろ……」

大きなベッドに押し倒されると、ブラウスのボタンを外されていく。
驚いたけど、これをしに来たのは間違いないので抵抗などしなかった。

「今じゃ、こんなエロい下着を着けてるんだな…」

肌蹴られたブラウスからは黒いレースのブラに包まれた乳房が露にされている。

「先生…シャワーも浴びないの?……」

「あぁ…我慢できないからな…」

「……っん……痛っ……んんっ……」

大きな手が乳房を鷲掴んでくる。
ボリュームを確かめるように揉まれていく。

「ほんとにデカくなりやがって…。俺はお前のことを中学から見てきたからな…まさかこんなに成長するのなんて思わなかったぞ…」

「…ぁっ、…っん……もっと、優しくっ……してっ……ぁんっ……」

「いい声、出してるじゃないかっ…。新田…お前初めてじゃないのかっ…」

【あぁ…やっぱり先生もただの男か……】

先生は抱き起こすとブラウスを脱がせ、ブラも奪い取っていく。

【せっかくセクシーな下着選んできたのに……】

上半身を剥かれると一応、恥じらうように胸を隠しながら…

「ずっとバドしてたの…先生がよく知ってるでしょ…そんなことしてる暇なんてなかったよ……」

先生は鼻息を鳴らすように自ら服を脱ぎ去るとボクサーパンツ1枚になった。
40代とはいえ、バドのコーチをしてるだけはある、引き締まった身体をしていた。

「そうか…初めてに俺を選んでくれたってわけだ…そりゃ期待に応えてやらなきゃな…」

【…言い方…人選ミスったかな……】

スカートに手が伸びてくる。
簡単にホックを外されファスナーを下ろされると脚から抜かれていく。
覆い被さられると唇を奪われた。
今度は遠慮などない。
唇を吸われ、舌が捩じ込まれてくる。
絡め取られると、私も懸命に応えていった。

流石にファーストキスではないけれど、大人のキスは初めてだった。
恥じらいや感動よりも、こうするんだ…といった感想だった。
私はまるで学習するように、先生の舌の動きを真似ていく。
下半身に押しつけられる塊にも恐怖はなかった。
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