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神様のいない世界
第4章 躾
家で食べていたサイズよりも遥かに大きい桶がダイニングテーブルに3つ並んで置いてあり、その横にはまた同じサイズの桶が3つ積まれている。
ここにいる全員で7人なのに、食べ切れる量ではない。
「これ……食べ切れるんですか?」
「多ければ残せばいい。後から食べる奴もいるから」
「……あの……折角なので、みんなで食べましょうよ」
大きなダイニングテーブルに和隠と宗高しか座っていない。
みんなで食べた方が絶対美味しいのに。立ったままの人達だって絶対お腹空いてるはずだし……。
「俺との食事は不服か?」
「そうじゃなくて、お腹空いてるんじゃないのかなぁと思うと気になって食べられないので」
ここにいる全員で7人なのに、食べ切れる量ではない。
「これ……食べ切れるんですか?」
「多ければ残せばいい。後から食べる奴もいるから」
「……あの……折角なので、みんなで食べましょうよ」
大きなダイニングテーブルに和隠と宗高しか座っていない。
みんなで食べた方が絶対美味しいのに。立ったままの人達だって絶対お腹空いてるはずだし……。
「俺との食事は不服か?」
「そうじゃなくて、お腹空いてるんじゃないのかなぁと思うと気になって食べられないので」