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神様のいない世界
第6章 関係
「本当に何も知らないのか?どうして写真を手に入れてんだ?」
「…ック……前にも……言った……クラブで声をかけてきた奴が……持って来たんだ」
首から手が離されると咳込みながら宗高を見上げる政安は、宗高の目を見て飛び上がるように起き、それは正に殺気で逃げ腰になったのだ。
「クラブでナンパしてきた奴をあしらう為に『山城組に取りいるネタをくれ』だったな?……でもそれはナンパしてきた男からではなく、母親だな?」
「……なんで……」
「なんで知ってるかって?お前が和穏を自分の母親に会わせたからだろう?和穏はお前の従姉妹だそうだ、今組の奴らがお前の母親の所に向かっている。真相はすぐにわかる」
「…ック……前にも……言った……クラブで声をかけてきた奴が……持って来たんだ」
首から手が離されると咳込みながら宗高を見上げる政安は、宗高の目を見て飛び上がるように起き、それは正に殺気で逃げ腰になったのだ。
「クラブでナンパしてきた奴をあしらう為に『山城組に取りいるネタをくれ』だったな?……でもそれはナンパしてきた男からではなく、母親だな?」
「……なんで……」
「なんで知ってるかって?お前が和穏を自分の母親に会わせたからだろう?和穏はお前の従姉妹だそうだ、今組の奴らがお前の母親の所に向かっている。真相はすぐにわかる」