この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
再会は一条戻橋
第2章 出会った男は・・・
高校3年の時、受験真っ只中で共に励まし合って勉強し、
いつしか互いを意識しだし、自然と手を取りあうようになった、陽一。
ほんの一年ほどの付き合いだったが、生れて初めての相手である陽一の事は
いい思い出として心の中に焼き付いている。
その陽一にそっくりな男と、失恋の傷心旅行中に出会うとは。
おまけにその場所は、いろいろないわくのある一条戻橋・・
「ねぇ、晴明神社はもう行ってきたの?」
「いえ、これから行くところなんです」
「だったら案内してあげるよ」
「え?でも・・」
「オレのこと、アヤシイと思ってる?」
「いえ、そう言うわけじゃ・・お時間、大丈夫なんですか?」
彼に案内してもらう気満々になった。
「うん、今ヒマなんで。じゃ、さっそく行こう」
男は私を引き連れるようにして歩き出した。
いつしか互いを意識しだし、自然と手を取りあうようになった、陽一。
ほんの一年ほどの付き合いだったが、生れて初めての相手である陽一の事は
いい思い出として心の中に焼き付いている。
その陽一にそっくりな男と、失恋の傷心旅行中に出会うとは。
おまけにその場所は、いろいろないわくのある一条戻橋・・
「ねぇ、晴明神社はもう行ってきたの?」
「いえ、これから行くところなんです」
「だったら案内してあげるよ」
「え?でも・・」
「オレのこと、アヤシイと思ってる?」
「いえ、そう言うわけじゃ・・お時間、大丈夫なんですか?」
彼に案内してもらう気満々になった。
「うん、今ヒマなんで。じゃ、さっそく行こう」
男は私を引き連れるようにして歩き出した。