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好きになりたくなかった
第2章 あゆみくんという人物
「はじめまして、お名前聞いてもいい?」
「加奈…です」
「加奈ちゃんっていうんだ! 可愛いね。加奈ちゃんに指名してもらえて嬉しいよ」
こんな風に男の子と話したのっていつぶりだっけ? そういえば最後に彼氏いたの20歳のときだったな。
「加奈ちゃん? どしたの?なんか元気ない?」
「ちょっと仕事で…」
「そうなんだ。とりあえず飲もうよ! 話も愚痴もなんでも聞くよ!」
「うん…」
あゆみくんはハイボール、私はビールを頼んだ。
「そっか… 仕事大変なんだね。それだけ加奈ちゃん、頑張ってるんだ。すごいよ」
「別に…」
「加奈ちゃん、歳はいくつ?」
「23歳」
「じゃあ俺2つ上だ。 加奈? 俺のこと彼氏だと思って甘えてよ」
あゆみくんが彼氏…?
「加奈…です」
「加奈ちゃんっていうんだ! 可愛いね。加奈ちゃんに指名してもらえて嬉しいよ」
こんな風に男の子と話したのっていつぶりだっけ? そういえば最後に彼氏いたの20歳のときだったな。
「加奈ちゃん? どしたの?なんか元気ない?」
「ちょっと仕事で…」
「そうなんだ。とりあえず飲もうよ! 話も愚痴もなんでも聞くよ!」
「うん…」
あゆみくんはハイボール、私はビールを頼んだ。
「そっか… 仕事大変なんだね。それだけ加奈ちゃん、頑張ってるんだ。すごいよ」
「別に…」
「加奈ちゃん、歳はいくつ?」
「23歳」
「じゃあ俺2つ上だ。 加奈? 俺のこと彼氏だと思って甘えてよ」
あゆみくんが彼氏…?