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梨果の父サイドストーリー
第1章 愛娘の裸身
「お父さん、絶対離さないでね。絶対だよ。」

「離さないから、まっすぐ前向いて漕いで。」

6歳になった梨果は自転車の補助輪を外したいと言ってきた。

「お父さん、ちゃんと押さえてる?」

「押さえてるよ。」

「押さえてる?」

「ああ、押さえてる。」

もう支えなくても上手く自転車を乗りこなしていた。

遠く離れた先で止まり振り向く娘。

「お父さん!離さないでって言ったじゃん!」

「上手く乗れていたよ。」

「ほんとう?」

「ああ、本当。」

「やったー!」

「良かったね。もうすぐ一年生だから。新しい自転車を買わないとね。」

「うん!」




小学校に入学した年から時々娘を絵のモデルにして描いていた。


「どうして裸なの?」

「お絵描きの基本だからだよ。」

「ふーん。」

子供とはいえ日々変わる女児の身体のラインは人物の構造を知る上でとても学ぶところがあった。

しかし初めて梨果が“もうやりたくない”という言葉を発したのが9歳の時だった。

遊びたい盛りになり長時間じっとしているのが苦痛になったのだろう。
それ以来なんとなくモデルをさせるのをやめた。
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