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<インランランドで淫乱体験>「私んちは淫乱家族」―続編の2
第17章 寄生されたのは

画面は宇宙ステーションの全景から青い地球へと変わります。そして、“終艶”の文字が大きく映し出されます。
場内の照明が点灯されると、隣りに座っていたおじいちゃんがぼやきます。
「うーむ、中途半端な終わり方で、マスもかけなかったぞ」
私の割れ目をいじくっていたおじいちゃんは、憮然として不満そうです。
「なによ、おじいちゃんたら、こんなに勃起しちゃって……けっこう楽しんでたんじゃないの?」
「いやいや、発想が単純で、ストーリーも雑でいかんなあ。あれじゃあ射精もできんぞ」
「おじいちゃんたら、映画の続きを観たいんじゃないの? 無重力での乱交スワッピングパーティーを観たいの? 次に来れば、続編が観られるかもしれないよ」
「ほう、それは楽しみじゃのう」
「おじいちゃん、また来る気なの?」
お父さんは黙ってイスから立ち上がり、浴衣の前を勃起させて言いました。
「それじゃあ、せっかくだから、隣のシアターも覗いてみようか……」

