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私と"影"
第4章 "影"の想い
「……悲しませるような気がして」


"影"は驚いたように目を見開いた



「どうして……そう思った?」

「…なんとなく……」

「…そう」



"影"は大きく息を吐き、うなだれるように頭を下げた



「…ごめん。君は何も悪くない、全部僕のせいだから。ただの僕の我儘…ごめん」



そう言い顔をあげた瞳は悲しそうに揺れていて、心にチクっと痛みが走った

私はゆっくりと"影"に近づき、揺れている瞳をジッと見つめながら言った



「"影"は全然我儘じゃないよ?もっと色々言っていい、気持ち押し込めないで。言ってくれないと私、分からない……」

「…君をこれ以上困らせー」

「困らないっ!」

「……っ」

「前にも言ったでしょ?私は"影"の事もっともっと知りたいって。聞きたいよ」




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