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私と"影"
第4章 "影"の想い
"影"は私から目を逸らし「……言いたくない」と呟いた



「どうして…?言ってくれないと分からないよ」

「それでもいい」

「…っ、なんでそんな事言うの!?」



"影"は立ち上げり、私に背を向けた



「こっちを向いて」



それでも背中を見せたまま動かずにいる"影"にじれったくなり、「"影"!!」と言って、手を伸ばした


でもその手は何も触れることはなかった

"影"がそこにいるのに、触れられない事に何とも言いようのない淋しさを感じて、手を引っ込めた

するとそんな私を見ていたかのように、"影"は言った



「分かったでしょ?だから触れられない」

「え…?」

「僕と君は違うんだよ…っ、そう思ってるから玄関で「靴を脱ぐのか」って、普通なら思わない事を疑問に思ったんでしょ?」

「何言ってるの…?そんな深い意味は…」

「無意識に思ってるって事なんだよ…っ!」




そう吐き捨てるように言いながら、"影"は振り向いた




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