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「妄想は真実よりも希成」
第1章 出会い・・・・・
“あんじゅ”は今年11月で20歳、
都内にある、とある有名女子大の文学部に通うごく普通の女子大生
その変化は突然にやって来た
「ミスコンに出てみない?」友人の琴子に言われて大学のミスコンに出場し、その結果、審査員からの特別賞を受賞してしまうのであった。
「やったじゃ~ん!!おめでとう!!琴子も”あんじゅ”を押した甲斐があったわ~!!」琴子は自分の事のように喜んでくれた
当の本人はまだそんな実感がわかなかった、ミスコン発表以降、それまであまり意識していなかったけど、周りの目が、特に男子学生の目が気になって、、、、
中には声をかけてくる人もいて・・・・
“あんじゅ”は、それまで中学高校と全く男子に縁が無くむしろ遠ざけていた感もあり
男子から話しかけられるだけで、声も小さくなりうつむいてしまう
そんな彼女は以前から気になっていたことがある
それはライブチャットというサイトのお仕事
とある企業が行っている専用のサイトでウエブカメラ越しに見知らぬ相手とチャットをするというもの、
実際利用するには専用の小部屋があって可愛らしく装飾されていて、雰囲気もとってもいい
その部屋に入ってからパソコンを繋げてNETでお客さんが来るのを待つって感じなのだ
“あんじゅ”は男性と話をすると声も小さく心臓はドキドキしてしまい、挙句の果てにはその場から逃げ出すような態度を取ってしまうので、男性に対してもっと免疫をつけないといけないと思っていた。
そこで以前から興味のあったこのサイトで男性との会話の練習が出来たら少しは自分が変われるんじゃないかって思っていたのである。
手続きを済ませ、2月の上旬初のチャットの日がやって来た
初めての会話は音声無しのキーボードで返事をするというもの
自分の顔は相手から見られているのでリアルタイムに変化が感じ取られてしまう
最初のころは、コメントが男性だと思うだけで凄くドキドキしてしまった
すぐ顔が赤くなってしまい、男性のコメントに指摘されては益々赤くなってしまうというそんなことが続いていた
ああ~~恥ずかしい~~
心の中はもう大変!! 早く終わって~~~
リアルで会っているわけでもないので、慣れれば大丈夫なのかな?
そんな頼りない自己暗示で何とか3週間が済んだ・・・
都内にある、とある有名女子大の文学部に通うごく普通の女子大生
その変化は突然にやって来た
「ミスコンに出てみない?」友人の琴子に言われて大学のミスコンに出場し、その結果、審査員からの特別賞を受賞してしまうのであった。
「やったじゃ~ん!!おめでとう!!琴子も”あんじゅ”を押した甲斐があったわ~!!」琴子は自分の事のように喜んでくれた
当の本人はまだそんな実感がわかなかった、ミスコン発表以降、それまであまり意識していなかったけど、周りの目が、特に男子学生の目が気になって、、、、
中には声をかけてくる人もいて・・・・
“あんじゅ”は、それまで中学高校と全く男子に縁が無くむしろ遠ざけていた感もあり
男子から話しかけられるだけで、声も小さくなりうつむいてしまう
そんな彼女は以前から気になっていたことがある
それはライブチャットというサイトのお仕事
とある企業が行っている専用のサイトでウエブカメラ越しに見知らぬ相手とチャットをするというもの、
実際利用するには専用の小部屋があって可愛らしく装飾されていて、雰囲気もとってもいい
その部屋に入ってからパソコンを繋げてNETでお客さんが来るのを待つって感じなのだ
“あんじゅ”は男性と話をすると声も小さく心臓はドキドキしてしまい、挙句の果てにはその場から逃げ出すような態度を取ってしまうので、男性に対してもっと免疫をつけないといけないと思っていた。
そこで以前から興味のあったこのサイトで男性との会話の練習が出来たら少しは自分が変われるんじゃないかって思っていたのである。
手続きを済ませ、2月の上旬初のチャットの日がやって来た
初めての会話は音声無しのキーボードで返事をするというもの
自分の顔は相手から見られているのでリアルタイムに変化が感じ取られてしまう
最初のころは、コメントが男性だと思うだけで凄くドキドキしてしまった
すぐ顔が赤くなってしまい、男性のコメントに指摘されては益々赤くなってしまうというそんなことが続いていた
ああ~~恥ずかしい~~
心の中はもう大変!! 早く終わって~~~
リアルで会っているわけでもないので、慣れれば大丈夫なのかな?
そんな頼りない自己暗示で何とか3週間が済んだ・・・