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幼なじみのフヒト君
第3章 想い
おでこを不日人の胸に押しあて、目を閉じると不日人の心臓の音が耳に響いた。
―不日人もドキドキしてる。
自分だけでは無かったと、妙な安心感が沸いてきた。
ふっと力を抜くと、不日人を下から見上げた。
真剣な表情だが、顔が僅かに赤い。吸い込まれそうな瞳から目が離せなかった。
「…舞ちゃん。ごめん。止まらない…かも」
掠れた声でポツリと言った。
わたしは僅かに頷いた。
ゆっくりと上着がたくしあげられ不日人の頭が胸に沈んでいく。
押し上げられ、ブラから顔を出した尖端に優しく不日人の唇が触れる。
心臓が暴れ、音が煩い。
ピリッと電流が流れたような快楽が走った。
「んん…」
恥ずかしくて声を出すのを我慢してしまう。
「我慢しないで…聞かせて?」
そう言うと顔を上げた不日人がわたしの唇に指を這わせた。
薄く唇が開く。
「んあぁっっ」
コリッと胸の尖端をつねられ、つい大きく声が出てしまう。