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幼なじみのフヒト君
第1章 フヒト

「なんだ。美味しくないや。こっちは…」
そう言うと、指を引き抜き唇を舐められた。
ゾワっと背中を何かが這い上がる感じがして、くすぐったい。
「…ん…」
思わず声が漏れる。
「舞ちゃん可愛いい…」
クスっと笑いながら、また唇に舌をはわせる。
時折、唇て挟みながら深く口内に舌が入ってきた。
チュっ
チュル
リップ音が響く。
わたしのドキドキは最高潮で、思わず不日人にしがみついた。
不日人は、一瞬ピクッと体を強ばらせたが直ぐに力が抜け、わたしの髪を撫でる。
「ん…はぁ…」
息継ぎをする度に自分の声とは思えない甘い声が出る。
力が抜けてくる。
キスをするのは初めてのわたしにとって、このキスは刺激が強すぎる。
頭がボーッとしてきた時、不日人の唇が離れた。
「あ、舞ちゃん。どうしたの?」
え?
突然焦った声が聞こえて、目を開ける。
目の前がぼやける。
あ、涙…。
心配そうに覗き込む不日人に笑顔を向ける。
「なんか…ドキドキしちゃって…」
こういうとき、恥ずかしいが正直に言ってあげないと不日人は凄く凹む。
何故か、わたしの嘘は不日人には通用しないからだ。
「嫌だったんじゃない?」
恐る恐る聞く不日人にニッコリと微笑むと頷いた。
ホッとした表情になり、わたしの涙をそっと舐めとる。
くすぐったくて身を捩ると、バランスを崩して倒れてしまった。
そう言うと、指を引き抜き唇を舐められた。
ゾワっと背中を何かが這い上がる感じがして、くすぐったい。
「…ん…」
思わず声が漏れる。
「舞ちゃん可愛いい…」
クスっと笑いながら、また唇に舌をはわせる。
時折、唇て挟みながら深く口内に舌が入ってきた。
チュっ
チュル
リップ音が響く。
わたしのドキドキは最高潮で、思わず不日人にしがみついた。
不日人は、一瞬ピクッと体を強ばらせたが直ぐに力が抜け、わたしの髪を撫でる。
「ん…はぁ…」
息継ぎをする度に自分の声とは思えない甘い声が出る。
力が抜けてくる。
キスをするのは初めてのわたしにとって、このキスは刺激が強すぎる。
頭がボーッとしてきた時、不日人の唇が離れた。
「あ、舞ちゃん。どうしたの?」
え?
突然焦った声が聞こえて、目を開ける。
目の前がぼやける。
あ、涙…。
心配そうに覗き込む不日人に笑顔を向ける。
「なんか…ドキドキしちゃって…」
こういうとき、恥ずかしいが正直に言ってあげないと不日人は凄く凹む。
何故か、わたしの嘘は不日人には通用しないからだ。
「嫌だったんじゃない?」
恐る恐る聞く不日人にニッコリと微笑むと頷いた。
ホッとした表情になり、わたしの涙をそっと舐めとる。
くすぐったくて身を捩ると、バランスを崩して倒れてしまった。

