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愛してるなんていらない
第12章 初恋
あの日私は風邪で寝込んでいた。
母はパートに出ていて、浩太はリビングでテレビをみていた。
‐ピンポーン‐
その時客が来た。
(誰....?)
熱でぼうっとしたまま考える。
バタバタと足音がして、女の声が聞こえた。
(お母さん帰ってきたのかな..)
それからすぐにリビングで話声が聞こえ始めた。
「ねぇ、聞こえちゃうんじゃない?」
「大丈夫さ..熱で今寝てるから..それより早く..」
「やんっ、こーたったらぁ....」
急かす浩太の後に女の甘い声がした。
「あっ..んん....」
「あんま声出すなよ....ふはっいつもより燃えるな....」
「やだぁ..」
「お前だってこんなに立ててるだろ?」
(え..お母さんじゃない..誰..)
私はゆっくり起き上がり襖を小さく開いた。
「んは..下もぉ.触ってぇ..」
そこにはソファに座り女を膝にのせて、乳房を揉みしだき、吸う浩太がいた。
(うそ..!?)