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第2章 静寂

「結構イケメンだったしね..」

「うん、イケメンだった..絵になるかも」
何となく創を思い出して想像してみる。

「きもっ..」

一人で身震いしていると、百合が眉をしかめて私を見た。

「あんたがキモいよ。」

「いや..ちょっと想像しちゃって....」

「咲!百合!」

そんな私たちを後ろから呼び止める声があった。振り返ると、創がこちらに向かってきている。

「あー創～おはよ～」

「おはよ～」

二人でゆるく挨拶すると目の前で立ち止まった。