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第17章 目撃

（人違い....私はもう友達ですらないの..?）

彼女に笑いかける創の姿よりも、
私がもう彼にとって 関係のない人間になってしまったことを再認識させられたことが辛い。

私は涙で霞む商店街を足早に歩いた。

次第に小走りになっていく。

何で走り出したのか私にもわからなかった。

とにかく涙がこみ上げてきてどうしようもなかった。