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愛してるなんていらない
第17章 目撃
商店街を抜けてどこまで来たのか..
近くの公園に着いた。
「はぁ..ここ..どこ..」
速度を緩め歩いて公園に入った。
小さい子供がたくさん遊んでいた。
「そっか、もう学校終わったんだな。」
私は近くのベンチに座って子供たちを見ていた。
(彼女さん..可愛かったな。お似合いだった....)
冷たい風が涙の乾いた頬に突き刺さる。
頭が冷えていくのがわかり、心地よかった。
そのままずっとぼぅっとしていた。
「..早く..帰ろう....」