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愛してるなんていらない
第17章 目撃
「まぁそういうこともあるよ。」
「あ、あははは....」
私が苦笑いすると、
「じゃあ暇だよね!相手してあげてもいいよ!」
「え、ちょっと..!」
男の子はそう言ってサッカーしている子供の輪に走っていった。
驚いて勢いで立ち上がると、
何かを話していた男の子がこちらを振り返った。
「みんなでサッカーしよ!早く!」
男の子が手招きすると、周りもワー!
っと騒いだ。
何だか嬉しくなって
「じゃあ遊んで!」
と答え、私も輪に入った。