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愛してるなんていらない
第18章 素直
しかし公園を出ようとした時..
「ねぇ、教えたんだからさ」
と手を掴まれた。
「え..」
咄嗟のことに私は固まった。
すぐに振り解く。
(な、なに..!?)
「何するんですか..」
「人に何かしてもらったら礼をするのが普通っしょ。」
「あ..すみません、じゃあこれ..」
早々と退散したくて私は財布からお金を出そうとした。
買い物した後で3000円しかない。
それをパッと取り上げると
ありがとね、と言ってニヤッとした。
「じゃ、じゃあ私はこれで..」
そういってまた歩きだそうとすると、
「でも俺、お金が欲しいなんて言ってないんだけどぉ?」
と後ろからニタついた声がした。
思わず振り返ってしまう。
「え、け、けど..」
悪い予感がして、そのまま後ずさると
ゆっくり近づいてきた。
走り出そうにも、怪しい雰囲気に恐怖で足がすくむ。
すると、手を私の方に伸ばしてきた。
「やっ、やだ!」
逃げようとする私の腕を素早く掴む。
そのまま引っ張られ、
すぐ近くにあった公園のトイレに連れ込まれた。
「ねぇ、教えたんだからさ」
と手を掴まれた。
「え..」
咄嗟のことに私は固まった。
すぐに振り解く。
(な、なに..!?)
「何するんですか..」
「人に何かしてもらったら礼をするのが普通っしょ。」
「あ..すみません、じゃあこれ..」
早々と退散したくて私は財布からお金を出そうとした。
買い物した後で3000円しかない。
それをパッと取り上げると
ありがとね、と言ってニヤッとした。
「じゃ、じゃあ私はこれで..」
そういってまた歩きだそうとすると、
「でも俺、お金が欲しいなんて言ってないんだけどぉ?」
と後ろからニタついた声がした。
思わず振り返ってしまう。
「え、け、けど..」
悪い予感がして、そのまま後ずさると
ゆっくり近づいてきた。
走り出そうにも、怪しい雰囲気に恐怖で足がすくむ。
すると、手を私の方に伸ばしてきた。
「やっ、やだ!」
逃げようとする私の腕を素早く掴む。
そのまま引っ張られ、
すぐ近くにあった公園のトイレに連れ込まれた。