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愛してるなんていらない
第20章 愛欲

二人で浴室に向かう。

ゆっくり私から先ほど着替えたばかりの服を剥いでいく。

「....」

服を着ている創の前で私は裸になった。

「....創..恥ずかしいよ..」

目を逸らす私から視線を移すと、じっと身体を見つめる。

「....どうやって....触られたの?」

「え....」

「そいつにどこをどうやって触られたんだよ..」

「む、胸...とか..下も..濡れなくて..」

ふと先ほどの忌々しい行為を思い出して身震いする。

「....」

創は黙って、荒々しく服を脱いだ。

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