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第4章 用無

「ﾝｯ.....ﾌｧｯ.」

舌を入れ、同時に手が胸に回ってくる。
ゆっくり揉みしだきながら、舌を吸い、唇をペロっと舐めると顔と手を離した。

「あ....」

いきなり離されて、物足りなさを感じていると、先輩がニヤッと笑った。

「なに..咲ちゃん。お風呂入るんでしょ？」
そういってシャワーに向かおうとする彼の袖を引っ張った。

「せん..ぱい..このま」

このまま、と言おうとして
唇を塞がれる。

唇をむさぼるように激しいキスをしながら、先輩の背中に手を回した。

ｸﾁｭｯ....ﾁｭﾙｯ....

舌が絡み合う音に気持ちが高ぶる。