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第5章 再会

奥から出てきた店長に叱られ、ごめんなさ～い..とシュンとなった。

「けど、なんか古風なやり方ですねえ～今時ガラケーだし。」

「私もまだガラケーだよ。」

そういうと、あ、そっか、特に焦った様子もなく裕子は言った。

「あーあ、せっかく年上イケメンと..あ。」

「？」

「..せんぱ～い、ひとつ頼みがあるんですけど～」

彼女の声に、少し身構える。
上目遣いに頼みごとをする時はいつも厄介事だと決まっていた。