この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛してるなんていらない
第7章 嫉妬
どうやら先輩の彼女らしかった。
(確か年上の社会人だって.... )
私は咄嗟のことに動けない。
百合が口を挟んだ。
「あの、何か....」
「何?..ふん、こっちが何?よ。
彼女いる男誘って遊ぶ女の顔を拝みにきたの!」
そう言って私の腕を引き上げ立たされた。
「私がたぶらかしたって..」
やっと出た一言に、彼女は腕を組む。
「雅也の携帯見たの。ロックナンバー知ってたから、ちょっとね。そしたら..あんたとのやり取り見たのよ!どうりで時々こそこそしてるわけね。問い詰めたら大学の後輩に誘われたって。」