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愛してるなんていらない
第8章 交錯
「先輩!せんぱーい!」
もしもーし、と顔の前で手を振る祐子に我に返った。
「ごめん、ぼーっとしてた。」
「寝不足ですかぁ?」
「うん、昨日ちょっと遅くて...」
最近創がやたらと求めてくる。
今まで私が連絡しない限り来なかったのに、今では向こうからほぼ毎日の様にうちに来るようになった。
(お陰で夜は寂しくないけど..)
最低二回はして、結局泊まっていくことが多い。
家は近所だから、創は大学に行く前に家に帰っているけど、
私の睡眠時間が減ったのは少々痛い。
「寝不足はお肌の大敵ですよーっ?」
「そういう祐子は最近磨きがかかったみたい。」
私が言うと、ほんとですか!?と喜んだ。
「うん、何か肌が綺麗。」
「むふふーっちょっとお手入れ頑張ってるんですよぉ~最近化粧水も変えて....」
嬉々として話す祐子を、カラン..という音が遮った。
もしもーし、と顔の前で手を振る祐子に我に返った。
「ごめん、ぼーっとしてた。」
「寝不足ですかぁ?」
「うん、昨日ちょっと遅くて...」
最近創がやたらと求めてくる。
今まで私が連絡しない限り来なかったのに、今では向こうからほぼ毎日の様にうちに来るようになった。
(お陰で夜は寂しくないけど..)
最低二回はして、結局泊まっていくことが多い。
家は近所だから、創は大学に行く前に家に帰っているけど、
私の睡眠時間が減ったのは少々痛い。
「寝不足はお肌の大敵ですよーっ?」
「そういう祐子は最近磨きがかかったみたい。」
私が言うと、ほんとですか!?と喜んだ。
「うん、何か肌が綺麗。」
「むふふーっちょっとお手入れ頑張ってるんですよぉ~最近化粧水も変えて....」
嬉々として話す祐子を、カラン..という音が遮った。