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人妻縄人形
第2章 囚われ、淫ら、
(あらま、そうきたか?面白い娘や。ふふ。)


 静香の思わぬ質問を、はぐらかされたような面白さを感じていた。


「下着は一番奥にあるはずだよ。気に入ったのがなかったら、下着無しでもかまわないよ。その方がセクシーだからね。」


(うそでしょ!下着無しなんて、冗談じゃないわ!でも、、いえ、、違うわ、、けど、、まさか?)


「いえ、探してみます。でも、ちゃんとチェックして下さいね、」


「ん?あぁ、いいよ。そのかわり正直に言うからね。」


「えぇ、お願いします。似合わなければ、正直におっしゃって下さい。直しますから。」


(バカッ、なに言ってんの!見られたいの?まさか!でも、、きらいじゃない、、どうして?)


 うん、とうなずきながら、一樹は自分用のクローゼットに入っていった。
 十分ほどして、適当なのを見繕い(みつくろい)身支度を整え、リビングのソファーに腰かけ静香を待った。
 十五分ほどして、


「お義父さま、下着はこれでよろしいですか?」


 とまどったような表情を浮かべながら静香がクローゼットから出てきた。
 白いレース地の薄いシルクのブラジャーと、対になったビキニタイプのショーツが静香の肉体を強調し、引き立てていた。


「うん、いいね、セクシーだよ!良く似合ってる。どんなのを合わせるのかな?楽しみにしてるよ。」


「嬉しい、誉めすぎです。でも、嬉しい。じゃあ、もう少し待ってて下さいね。」


(嬉しい?うそでしょ!なに浮かれてんの!バカッ!でも、こんなの初めてだし、、あたし、見られたいの、かな?)


 静香の中に義父に見られる悦びが芽生えはじめているのが、彼女自身信じられなかった。


「あぁ、楽しみに待っているよ。セクシーなのを選ぶんだよ、静香。」


 はい、と小さく返事をしながらクローゼットの中に戻っていった。


(さて、どんなのを選ぶか?楽しみだな。それに、見られることに抵抗がなくなりはじめたな。次の段階にいかせるか?)


 一樹の中の静香への淫らな欲望が、冷たく燃え上がった。


(ソロソロ、オモチャを用意しなきゃな。まだ早いか?いや、完全な奴隷にするなら今のうちに縄の味を覚えさせなきゃならんな。あせるなよ。)


 思わず口に出しそうになる自分に驚きながら、自分用のクローゼットの隣を開けた。
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