この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
人妻縄人形
第3章 淫ら咲き人妻秘書
 エレベーターの扉が閉まる直前に、中年の女性が飛び込んできた。
 二人を見るなり、その女性は顔をしかめ目をそらした。
 6階で降り、周囲に聞こえるような声で、


「なにあれ、若い子抱いて、バッカ、じゃない!」


 扉が閉まり、エレベーターが動き出すと、


「あの、お義父さま、今の人は?」


 少し心配そうな声で静香が聞いた。


「あぁ、どこにでもいる嫌みなオバハンや。気にしなくていいよ。」


 はい、と答える前に十二階についた。
 エレベーターを降りると、すぐにドアがあった。
 厚いドアを開くと、広い玄関ホールの照明が自動で灯った。
 静香が驚きの声をあげたが、一樹は聞こえなかったかのように、右側の開け放たれたリビングのソファーに彼女を降ろした。


「これで、落ち着けるよ。静香、汗を流そうか?下着が気持ち悪いだろうしな。」


「あっ、はい、気持ち悪いです。」


 実際、ショーツは脱いだので問題ないが、ブラジャーも汗で濡れて気持ち悪くなっていた。
 一樹の目の前で脱ぐのは抵抗があったが、


「先に行くよ。あっちで脱ぐわ。静香もおいで。」


 そう言うと、一樹はさっさと浴室に向かった。


「あっ、お義父さま、私も、、。」


 取り残された感覚で、静香は少し寂しく感じた。
 静香が脱衣室に行くと、すでに一樹の姿はなかった。
 脱いだモノはどうしようかと思ったが、脱衣カゴに入れバスタオルを巻こうか迷ったが、やはり巻くことにした。


「静香、来たんだね。ゆっくりシャワーを浴びておいで。いい、お湯だ。」


 広い浴室の奥から一樹の声が聞こえた。


「はい、お義父さま。待ってて下さい。」


 シャワーを冷たい水にし、先程までの淫らな自分を洗い流すように、身体の火照りを静めるように、長めに隅々まで浴びていた。
 ゆっくりと浴槽の方へ歩いた。


「こっちへおいで、静香。うん?バスタオル巻いているんだ。そのまま入りなさい。」


 一樹のいる方へ歩きながら、静香は浴室の広さに圧倒されていた。


「お義父さま、ここ、凄いですね。こんなの旅館かホテルの大浴場みたいです。」


 チャプンと身体をお湯に沈めながら、静香が言うと、


「ふふ、ここが俺とお前の家さ。会社の秘密の部屋ほどじゃないがね。」
/101ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ