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第7章 独り(ひとり)

…あの後、お父さんは逃げようとしたが、すぐに警備員に取り押さえられた。

そして、警察が来て…。

…お父さんは、パトカーで連れていかれた。

私と小田君は事情聴取を受けた。

…すずちゃんは、、、

………すずちゃんは、警察に保護された。
今は、病院に居る。

…すずちゃんを連れて行こうとする警察に私はしがみついて離れなかった。「すずちゃんを連れていかないで！！」…私は声が枯れても叫んだ。

……でも、警察は心のケアをしなければならないと。私にそれだけ言って、パトカーに乗り込んだ。