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双り
第7章 独り(ひとり)
…小田君は、私の心配をしてくれて、バイクで家まで送ってくれた。

……家に着いて、玄関の前で私は何度も「ごめんね」って言った…。
巻き込んでしまったことも…、心配させてしまったことも…。

小田君は、少し困った顔をして…それから少しだけ口元を綻ばせて、私の頭を2、3回撫でて、「おやすみ」って言って、帰って行った。
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