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さげまん女の憂鬱~こんな私でよければ~
第8章 夫婦

礼二は荒い呼吸と共に、
何度も良美の子宮口を突き上げる。

お腹の奥に衝撃が走るたび、
視界が白く弾けて高い声が漏れた。

ベッドがギシギシと軋む音に混じって、
自分のものとは思えない、
あんあんという喘ぎ声と、
礼二の熱くて荒い息。

そして、良美の股間からは
ペニスにかき混ぜられて
いやらしい音が聞こえてくる。

礼二の腰の動きが早まった。

良美の腰を両手で抱き、
何度も最奥まで捩じ込んでくる。

「俺…や、ばいかも…そろそろ、出そうっ!」

「わ、たしっ…もっ、だめ、
逝くっ、逝っちゃ、あぁぁあ~!」

礼二が良美の膣(なか)で
ビクビクと脈打って
膣中が礼二のエキスで満たされていくのを感じる。

良美の頭の中は真っ白になって、
浮遊感と快楽の痺れが全身を駆け巡った。

腕も脚も、自然と礼二の身体を抱きしめていた。
もう離さない、離したくない
泣きながら何度もキスを重ねた。


「よお!無事にヤリ終えたかな?」

礼二と良美はハッとなって
声のする方を振り向いた。

そこには裸体の霧島と
仲良く腕を組んだ同じく裸体のこのみが立っていた

「どうだい、心から愛し合う者同士のセックスは
不倫のアバンチュールよりも最高だろ?」

「ありがとうございます
俺たち、ようやく本当の夫婦になれた気がします」

「うん、僕たちも今夜ここに来れて幸せだったよ」

なあ、このみ、
僕たちも気持ちのいいセックスが出来たしな

そう言って霧島は、このみのおっぱいを揉んだ。

「さあ、今度は僕たちに
ベッドを使わせてくれないか?」

「まだ出来るの?」

このみは嬉しそうに霧島の顔を見た。

「好きな女となら何度でも出来るさ」

ほら、礼二くんもすでに回復しているよ

そう言われて良美は夫の股間を見た。

射精したのに、まだまだ出来るぞとばかりに
ソレは硬く勃起していた。




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