この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
仙境綴~美しき仙界の王と身を捧げる少女~
第3章 第二話~梨羅の姫君~
「陛下」
 そっと背中越しに声をかけると、泉のほとりに佇んでいた皇帝がつと振り向いた。皇帝の秀麗な貌(かお)にかすかな愕きの表情がよぎる。やはり、自分はこのひとに疎まれているのだと、桃華は改めて思った。
「何ゆえ、私をお避けになられますの?」
 桃華は訊ずにはおれなかった。皇帝李彩鳳はその問いには応えず、視線を泉に向けた。短い沈黙が二人の間に重たく横たわる。
/238ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ