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混沌の館
第17章 至高のセックス
「逝っていいよぉ」
千夏が再度促す。返事の代わりに、むうう~と低いうなり声をあげ、私は千夏の中に放出を始めた。
お互いの『気持ちいい』が分かる状態で、私たちはお互いの絶頂を共有し合った。『気持ちいい』が増幅され、まるで核分裂の様に連鎖反応を起こす。千夏の身体が痙攣を起こす。私もかつてない位に快感と興奮に支配された。
痙攣が収まると、千夏は舌を出して私の唇を求めた。私が唇を合わせ、それを吸うと、千夏も舌を絡ませながら、私の舌を吸った。
「ちなちゃん、愛してるよ」
「ああ・・狸さん、わたしも」
伝えるまでもない。お互いの気持ちは共有出来ていた。それでも口にしたかった。『愛している』と。
二人は繋がっているだけではない。一体化している。意識が遠のいていくのが心地よかった。
私たちはそのまま気を失しない、気が付いた時は3時を過ぎていた。千夏はまだ眠っている。シーツが私の体液で汚れていた。私たちは後始末もしないまま眠りについていたのだ。
「ちなちゃん、ちなちゃん。そろそろ起きないと」
そんな事より、もう時間が残されていない。私は、千夏を揺り起した。
「今何時?」
気怠そうに起き上ると、千夏も時間を気にした。4時には新幹線に乗らなければならない。もう、ゆっくりはしていられなかった。
「僕はいいから、ちなちゃんシャワー浴びてきなよ」
「うん、わたしもシャワーはいい。時間ないでしょう。」
私たちは、深く愛し合った後の余韻もそこそこに身支度を済ませ、ホテルを後にした。
千夏が再度促す。返事の代わりに、むうう~と低いうなり声をあげ、私は千夏の中に放出を始めた。
お互いの『気持ちいい』が分かる状態で、私たちはお互いの絶頂を共有し合った。『気持ちいい』が増幅され、まるで核分裂の様に連鎖反応を起こす。千夏の身体が痙攣を起こす。私もかつてない位に快感と興奮に支配された。
痙攣が収まると、千夏は舌を出して私の唇を求めた。私が唇を合わせ、それを吸うと、千夏も舌を絡ませながら、私の舌を吸った。
「ちなちゃん、愛してるよ」
「ああ・・狸さん、わたしも」
伝えるまでもない。お互いの気持ちは共有出来ていた。それでも口にしたかった。『愛している』と。
二人は繋がっているだけではない。一体化している。意識が遠のいていくのが心地よかった。
私たちはそのまま気を失しない、気が付いた時は3時を過ぎていた。千夏はまだ眠っている。シーツが私の体液で汚れていた。私たちは後始末もしないまま眠りについていたのだ。
「ちなちゃん、ちなちゃん。そろそろ起きないと」
そんな事より、もう時間が残されていない。私は、千夏を揺り起した。
「今何時?」
気怠そうに起き上ると、千夏も時間を気にした。4時には新幹線に乗らなければならない。もう、ゆっくりはしていられなかった。
「僕はいいから、ちなちゃんシャワー浴びてきなよ」
「うん、わたしもシャワーはいい。時間ないでしょう。」
私たちは、深く愛し合った後の余韻もそこそこに身支度を済ませ、ホテルを後にした。